XMグループは世界各国にグループ会社を持ち、それぞれが金融ライセンスを保有する大規模な組織です。
その中で日本市場向けにサービスを提供している「Tradexfin Limited」と「Fintrade Limited」が保有するのは、以下の2か国の金融ライセンスです。
- セーシェル金融庁(FSA)
- モーリシャス金融庁(FSC)
どちらも、グループ会社が保有するイギリスやオーストラリア、キプロスのライセンスと比べると信頼性は高くありません。
日本人向けの金融ライセンスをあえてセーシェルとモーリシャスで取得しているのには理由があります。
- XMが日本の金融庁に登録しない理由は取引条件が制限されるから
- 元々は信頼性の高い厳格なキプロスライセンスで運営していた
- 日本の金融庁からの圧力でキプロス金融庁のもとで運営できなくなった
- グループ会社が厳格なライセンスを保有していることから会社の信頼性に問題なし
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XMの金融ライセンスに関する基本情報
XMはグループ全体で複数の金融ライセンスを保有しており、日本人ユーザーがどのライセンスに該当するのか分かりにくい状況です。
まずは、XMの金融ライセンスに関する下記4つの基本情報を確認していきましょう。
XMグループで世界各国の金融ライセンスを保有
先述のとおり、XMはグループ全体で複数の金融ライセンスを保有しています。
各法人が保有するライセンスと発行国は下記のとおりです。
| グループ会社の名称 | 所在地 | 金融ライセンス |
|---|---|---|
| Trading Point of Financial Instruments Ltd | 12, Richard & Verengaria Str, Araouzos Castle Court – 3rd Floor, CY-3042 Limassol / P.O.Box 50626, CY-3608 Limassol | キプロス証券投資委員会 (ライセンス番号:120/10) スペイン国家証券市場委員会 (ライセンス番号:2010157773) イタリア企業および取引委員会 (ライセンス番号:3046) ベリーズ国際金融サービス委員会 (ライセンス番号:000261/309) |
| Trading Point of Financial Instruments UK Limited | Coppergate House 10 Whites Row London E1 7NFE 1 7 N F UNITED KINGDOM | 英国金融行動監視機構 (ライセンス番号:705428) |
| TRADING POINT OF FINANCIAL INSTRUMENTS PTY LTD | WEWORK, Level 13, 333-339 George Street SYDNEY NSW 2000 | オーストラリア証券投資委員会 (ライセンス番号:443670) |
| Trading Point of Financial Instruments Ltd. | 12, Richard & Verengaria Street, Araouzo 3042 Limassol Zypern | ドイツ連邦金融監督局 (ライセンス番号:10124161 ) |

日本人ユーザーは2つの法人から選べる
XMの日本人向けサービスは、「Tradexfin Limited」と「Fintrade Limited」という2つの会社によって運営されています。
そのため、口座開設時にどちらの会社のもとで登録するかを選ぶ必要があります。
ただし、どちらを選んでも取引条件やサービスに違いはありません。
XM社内の登録上の都合で、便宜的に選択肢が用意されているだけです。
組織名の選択項目には、「Tradexfin Limited – FSA SD010によって規制」のように、会社名の後に規制機関の名前とライセンス番号が記載されています。
FSAやFSCといった略称は、それぞれの国の金融規制機関を指します。これらの機関は金融市場のルール整備・運用・監視・処分などを担う行政機関としての役割を果たしています。
FSA(セーシェル金融庁)のライセンス概要

FSA(セーシェル金融庁)のライセンスはTradexfin Limitedが取得しているものです。
セーシェル共和国の金融規制機関であるセーシェル金融サービス庁(FSA:Seychelles Financial Services Authority)は、東アフリカの沖合に位置する115の島々を管轄しています。
この機関は2013年に創設され、以来セーシェル国内で銀行を除く金融サービス業の監視を行っています。
セーシェルの法制度に基づきブローカーの資産と顧客資産は分別管理が義務付けられており、これにより一定レベルの信頼性が確保されています。
FSA(セーシェル金融庁)のライセンスを取得しているTradexfin Limitedの概要は下記の通りです。
| 会社名 | Tradexfin Limited |
|---|---|
| 日本顧客向けのサービス歴 | 2016年~ |
| 登記住所 | F20, 1st Floor, Eden Plaza,Eden Island, Seychelles |
| ライセンス番号 | SD010 |
Tradexfin Limitedの所在地はF20, 1st Floor, Eden Plaza, Eden Island, Seychellesで、セーシェル共和国に位置しています。
Tradexfin Limitedはセーシェル金融サービス庁(FSA)の監督下にあり、ライセンス番号はSD010です。
FSC(モーリシャス金融庁)のライセンス概要
FSC(モーリシャス金融庁)のライセンスは、Fintrade Limitedが取得しているものです。
XMのリアル口座開設の申し込み手続きに「組織名の選択項目」が追加されたのは2022年で、そのとき新たに登場したのがこのFintrade Limitedです。
モーリシャス金融庁による金融ライセンスの取得には、先述のセーシェル金融庁と比較してより厳格な基準が設けられています。
FSC(モーリシャス金融庁)のライセンスを取得しているFintrade Limitedの概要は下記の通りです。
| 会社名 | Fintrade Limited |
|---|---|
| 日本顧客向けのサービス歴 | 2021年~ |
| 登記住所 | c/o SAFYR UTILIS LTD,7th Floor,Tower 1,NeXTeracom,Cybercity,Ebene,Mauritius |
| ライセンス番号 | GB20025835 |
Fintrade Limitedはモーリシャス共和国にあり、アドレスはc/o SAFYR UTILIS LTD, 7th Floor, Tower 1, NeXTeracom, Cybercity, Ebene, Mauritiusとなっています。
モーリシャス金融サービス委員会(FSC)という規制機関の監督下にあり、ライセンス番号はGB20025835です。
「XMは2020年の年末にこのライセンスを取得してから数年の間基準を維持しているため信頼性がある」と評価できます。
XMの金融ライセンスは安全?
海外FXを利用するうえで注意すべきポイントが安全性です。
金融ライセンスはブローカーの安全性を測る大きな指標となります。
それでは、XMの金融ライセンスは本当に安全なのでしょうか。
活動に制限がかかるため日本の金融庁の登録はなし
日本の金融庁に登録すると、ブローカーにはさまざまな制限が課せられます。
例えば、下記のような海外FX業者特有のサービスが制約されてしまいます。
- 「レバレッジは25倍まで」といった制限が設けられる
- ゼロカットの適用が不可能となる
ゼロカットの禁止は「金融商品取引法第四十二条の二 第六項」に基づいて設定されたものです。
第四十二条の二 金融商品取引業者等は、その行う投資運用業に関して、次に掲げる行為をしてはならない。
(中略)
六 (中略)権利者の損失の全部若しくは一部を補塡し(中略)財産上の利益を提供し、又は第三者に提供させること
金融商品取引法第四十二条の二 第六項より
上記の制約により海外FXならではの利便性や柔軟性が損なわれるため、XMは意図的に日本の金融庁への登録を避けています。
金融庁に登録していないXMを利用する違法性が気になる方は、別ページも参考にしてください。
キプロスのライセンスが最も安全だが日本人は利用不可
キプロスの金融ライセンスは、世界的に見ても非常に厳格なものとされています。
キプロスでライセンスを取得するには、ICF(投資家補償基金)への加盟が必須です。
ICFに加盟している海外FX会社が倒産した場合でも、投資家は最大2万ユーロ(約240万円)までの補償を受けられます。
これにより、XMのキプロス本社に登録したユーザーは2万ユーロまでの資金が保証されます。

しかし、残念ながらキプロスの金融当局は日本人向けの口座提供の停止をXMに要請しています。
そのため、キプロスのライセンスは非常に安全性が高いものの、日本人ユーザーは利用できません。
マイナーな金融ライセンスのため他の要素で判断するしかない
日本人向けの法人が取得している金融ライセンスは、「FSA(セーシェル金融庁)」および「FSC(モーリシャス金融庁)」といった、いわゆるマイナーライセンスです。
FSC(モーリシャス金融庁)のライセンスは比較的信頼性が高いとされていますが、キプロスなどの金融ライセンスと比較すると信頼性はやや見劣りします。
こうした状況から、ユーザーはライセンスだけでなく他の要素も考慮して業者の安全性を判断する必要があります。
金融ライセンス以外でXMの安全性を確認する要素
XMの安全性は、以下の4点で説明されるのが一般的です。

そのうち金融ライセンスを除き、客観的な事実からXMの安全性を確認できる要素としては、下記の3つが挙げられます。
日本人の口座開設数が圧倒的
XMは日本人ユーザーからも非常に高い人気を誇っています。
実際、日本人の口座開設数は100万口座を突破しており、その数で業界を独走しています。
この圧倒的な口座開設数は、XMが提供するサービスや取引環境の信頼性・利便性の高さを示しており、多くの日本人トレーダーから支持を得ていることがうかがえます。
こうした実績は、XMの安全性を判断するうえでの重要な要素となります。
EUの定評ある優良金融機関での分別管理
XMでは、顧客資金の安全性を最優先に考え、分別管理を徹底しています。
顧客から預かった資金とXM自身の運転資金は、EU圏内の信頼性が高い優良金融機関に預託されています。
これにより、万が一の事態が発生しても、顧客の資金は保護される仕組みが整っています。
顧客資金の安全性を確保するために、XMは複数の手段を講じています。
XMよくある質問
顧客資金の分別管理:顧客の資金は会社の資金とは別の口座で分別管理されるため、万が一債務超過が発生しても顧客資金は保護されます。
優良金融機関パートナー:顧客の資金および当社の運転資金は、EUの定評ある優良金融機関に預託しています。
XMは、世界中の何百万人ものトレーダーから信頼を寄せられている規制されたブローカーです。
そのため、入金された資金は複数の安全対策によって確実に保護されています。
これらの取り組みにより、XMは顧客からの信頼を維持し、安全な取引環境を提供しています。
外部監査機関による監査の実施
XMの運営会社であるTradexfin LimitedおよびFintrade Limitedは、それぞれセーシェル金融サービス庁(FSA)とモーリシャス金融サービス委員会(FSC)に対し、月次および四半期財務報告書の提出が義務付けられています。
つまり、外部監査機関による厳格な監督が定期的に行われているということです。
規制機関による監督:規制された企業である当社は、Tradexfin Limitedはセーシェル金融サービス庁(FSA)、Fintrade Limitedはモーリシャス金融サービス委員会(FSC)へ月次および四半期財務報告書の提出など、厳格な要件を遵守することが義務付けられています。また、外部監査機関は毎年、会社の財務諸表についての監査を実施しています。
XMよくある質問
さらに、外部の独立した監査機関によって毎年、会社の財務諸表に対する監査が実施されています。
これにより、XMの財務状態や運営の透明性が確保され、顧客に対する信頼性が一層強化されています。
これらの取り組みは、XMが規制された企業として厳格な要件を遵守し、ユーザーが安心してサービスを利用できるようにするための重要な要素です。
XMの金融ライセンスに関するよくある質問
- XMの金融ライセンスはどの国のものですか?
-
XMTradingはセーシェル共和国の金融庁が発行するライセンスを取得しています。
モーリシャス金融庁からもライセンスを取得しており、2つの金融ライセンスを保有しています。
- 他の海外FX業者もセーシェルのライセンスを取得していますか?
-
はい、他にもいくつかの海外FX業者がセーシェルのライセンスを取得しています。
XMはその中でも特に知名度が高い企業です。
他に知名度のある企業としては、IS6FXやYADIXなどがセーシェルのライセンスを保持しています。
- XMで口座開設時に組織名はどちらを選んだら良いでしょうか?
-
XMTradingで口座を開設するときには、「Tradexfin Limited – FSA」と「Fintrade Limited – FSC」の2つの組織名から選べます。
どちらを選んでも取引条件やボーナスの有無に違いはありません。迷った場合は顧客数の多い「Tradexfin Limited – FSA」を選択するのがおすすめです。
- XMでは、顧客の資金をどのように管理していますか?
-
XMでは顧客の資金をEUの定評ある優良金融機関にて完全分別管理しています。

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