海外FXのNDDとは?DD方式との違いや信頼できるNDD業者一覧

海外FXのNDDとは?DD方式との違いやおすすめ業者一覧

海外FXのNDDとは、FX業者のディーリングデスクが関与せず、トレーダーと利益相反にならない取引方式です。

一方、DD方式はディーリングデスクの介入があり、価格操作の疑念が拭えません。

この記事では、海外FXのNDD方式とDD方式の違いを詳しく解説し、NDD方式を採用する主要な海外FX業者を紹介します。

この記事をまとめると!
  • 海外FXのNDD方式は、トレーダーの注文をFX業者のディーリングデスクを介さずに、システム上でカバー先の金融機関に発注する取引方式
  • 取引方式にはNDD方式とDD方式があり、NDD方式はディーリングデスクが注文を仲介しないため、トレーダーと海外FX業者が利益相反にならない
  • NDD方式はスキャルピングが禁止されていない
  • NDD方式は流動性が低い時間帯にスプレッドが急激に広がったり、スリッページが発生しやすい場合があったりする
  • NDD方式とDD方式組み合わせたハイブリッド方式では、トレーダーの取引に合わせて自動的に最良の価格で約定するように調整される

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不正操作などの心配がなく信頼性の高い業者をお探しの方は「海外FX業者おすすめ比較ランキング」の記事も参考にしてみてください。NDD方式を採用しており、高額ボーナスも提供している人気業者をまとめています。

目次

NDD方式の海外FX業者一覧

NDD方式を採用する海外FX業者の中から、低スプレッドと約定力で評価されている主要業者を厳選しました。

海外FX業者特徴解説
XMTrading・完全自動化したマリー&カバー取引のハイブリッド方式
・13,000円分の口座開設ボーナスあり
XMTradingの詳細
VantageTrading・日本の個別株を含め700銘柄以上を取り扱い
・15,000円の口座開設ボーナスあり
・最大150万円の入金ボーナスあり
Vantageの詳細
Exness30銘柄がゼロスプレッド
・主要10銘柄が固定スプレッド
Exnessの詳細
FXGT・約定拒否・リクオートを減らすSTP方式
15,000円分の口座開設ボーナスあり
FXGTの詳細
AXIORYECN方式を活かすcTrader対応AXIORYの詳細
TitanFXECN方式とSTP方式から選べるTitanFXの詳細
NDD方式でおすすめの海外FX業者ランキング

海外FX業者は、異なる取引方式に応じて複数の口座タイプを提供しています。

トレードの成績を向上させるには、自身の取引手法に適した口座タイプを選ぶことが重要です。

これから海外FXを始める方は、まず取引方式から確認していきましょう。

取引方式が重要な理由
取引方式はトレードの約定力に直結します。FXでは、約定までの速さと成立した割合によってFX業者の能力(約定力)を測ります。

NDDとFXの取引方式の種類

海外FXの取引方式はNDD方式とDD方式に分類され、NDD方式はさらにSTP方式とECN方式に区分されます。

FXの取引方式とは:トレーダーの注文が約定されるまでの、決められた処理手順のことです。

FXの取引方式の種類

ディーリングデスクとは:FX業者の中で、為替ディーラーやコンピューターのプログラムがトレーダーの注文を処理する部門を指します。

多くの海外FX業者はNDD方式を主に採用しており、STP方式とECN方式を使い分けられるように異なる口座タイプを提供しています。

一部の海外FX業者は、NDD方式とDD方式のメリットを組み合わせたハイブリッド方式を導入しています。このシステムはトレーダーの取引に合わせて、自動的に最良の価格で約定するよう調整されます。

取引方式はトレードの成績を左右するため、海外FX業者を選ぶときに重要な要因となります。

海外FXのNDD方式とは

海外FXのNDD方式とは、トレーダーの注文をFX業者のディーリングデスクを介さず、システム上でカバー先の金融機関へ発注する取引方式です。

NDDの正式名称はNo Dealing Deskで、直訳すると「ディーリングデスクがない」という意味になります。

海外FXのNDD方式

海外FX業者の主なカバー先は、インターバンク市場で取引する複数の金融機関です。海外FX業者は、個人トレーダーがアクセスできないインターバンク市場と同等の環境を提供しています。

ここでは、海外FXのNDD方式を理解するために必要な3つの用語を解説します。

ディーリングデスク

ディーリングデスクとは、FX業者の中でFX(証拠金取引)や外国為替取引を担当する部門を指します。

為替ディーラーやアルゴリズム(コンピューターのプログラム)によって、トレーダーの注文が処理されています。

ディーリングデスクの主な役割は次のとおりです。

  • 注文処理:トレーダーの注文を自社で相殺するか、カバー先に流すかを判断する
  • 流動性提供:トレーダーがいつでも取引できるように価格設定した商品を提供する
  • リスク管理:インターバンク市場の変動に応じて、約定拒否などでリスクを回避する

ディーリングデスクは相場状況を見極め、トレーダーが取引しやすい条件に調整する役割を果たします。

しかし、このディーリングデスクの存在は、取引の透明性や公平性を下げる要因です。トレーダーは取引条件と透明性のどちらを優先するかを考えながら、海外FX業者を選ぶ必要があります。

流動性とは?
取引がどれくらい行われているか(円滑かつ効率的に売買できるか)を表す度合いです。流動性が確保された状況で、狭いスプレッドや高い約定力を実現できます。

カバー取引(リスクヘッジ)

カバー取引とは、FX業者が銀行などの金融機関に対して行うリスクヘッジ(*1)です。トレーダーから受けた注文をカバーすることで、価格変動による損失を回避できます。
(*1)トレーダーの注文をカバー先に流してポジションを解消することです。

例えばトレーダーがドル円を150円で購入し、その後価格が151円に上昇してから決済した場合、FX業者には1円分の損失が発生します。こうした価格変動リスクをカバー取引によって軽減する仕組みです。

実際には、トレーダーの注文を自社システムで約定してから金融機関に流すか、カバー先の状況を確認してから注文を受け付けるかの判断が高速で行われています。

リクイディティプロバイダー(基礎用語)
カバー先の金融機関は、リクイディティプロバイダー(LP)と呼ばれることも多くあります。流動性(リクイディティ)を市場に供給する(プロバイダー)役割を担い、FX市場に欠かせない存在です。

インターバンク市場

インターバンク市場とは、世界中の金融機関が参加し、外国為替を含むさまざまな金融商品が取引される市場です。

インターバンク市場の参加者には、中央銀行、メガバンク、証券会社などの金融機関が含まれます。最小取引単位は通常1本につき100万通貨(ドル円で1.5億円相当)です。

国際決済銀行(BIS)の調査(*1)によれば、世界の外国為替市場の取引額は7兆5,000億ドルを超えています。このデータからも、インターバンク市場から相当な流動性が供給されていると考えられます。
(*1)参考:BIS「Global foreign exchange market turnover

個人トレーダーはインターバンク市場に直接参加できないため、海外FX業者が仲介役を担っています。

海外FX業者は、カバー取引を通じてトレーダーにインターバンク市場に近い環境を提供しています。これにより、トレーダーは多彩な金融商品を豊富な流動性のなかで取引できます。

NDD方式の種類

海外FXのNDD方式は2種類あります。

STP方式はさらに2つに区分されるため、順番に解説します。

STP方式

NDDのSTP方式とは、トレーダーの注文がFX業者のシステムを介して、直接カバー先の金融機関に送信される取引方式です。

STPの正式名称はStraight Through Processingで、注文がFX業者で止まらないことを意味します。

海外FXのNDD STP方式

FX業者のスプレッドや約定力は、カバー先の金融機関の数や品質に左右されます。

STP方式では、複数のカバー先から提示される価格の中から、トレーダーの希望価格にできるだけ近い価格が自動的に選ばれて約定されます。

この段階で上乗せされるスプレッドがFX業者の収益です。トレーダーの勝敗が影響を与えない収益モデルであり、取引は高い透明性を保っています。

STP方式はさらに「マーケットエクスキューション」と「インスタントエクスキューション」に区分されます。

マーケットエクスキューション(Market Execution)

STP方式のマーケットエクスキューションは、トレーダーの注文がFX業者のカバー先で約定される取引方式です。

カバー先を市場(Market)とみなし、そこで実行(Execution)することが名称の由来です。

海外FXのNDD STP方式のマーケットエクスキューション

マーケットエクスキューションでは、まずFX業者がカバー先の複数の金融機関から価格情報を収集します。

続いて、トレーダーにとって最良の価格を選び出し、通常はスプレッドを上乗せしてトレーダーに提示します。トレーダーが注文すると、FX業者のシステムを介してカバー先で約定されます。

システムを経由するときにタイムラグが発生し、カバー先が市場の流動性に影響を受けることから、取引が活発でない時間帯にはスリッページが発生しやすくなります。

ただし、カバー先の豊富な流動性を活かせるため、大口取引でも約定拒否やリクオートがほとんど発生しません。

そのため、マーケットエクスキューションは、大きなロット数を確実に約定させたい中上級トレーダーに適しています。

インスタントエクスキューション(Instant Execution)

STP方式のインスタントエクスキューションは、ディーリングデスクが介在せず、完全に自動化されたシステムにより、まずFX業者がトレーダーの注文を約定する取引方式です。

トレーダーの注文はカバー先の金融機関に流すことを前提としており、ディーリングデスクでその注文を抱えることはありません。

FX業者が即時(Instant)に約定する(Execution)ことが名称の由来です。

海外FXのNDD STP方式のインスタントエクスキューション

インスタントエクスキューションでは、まずFX業者がカバー先の複数の金融機関から価格情報を収集します。

続いて、トレーダーにとって最良の価格を選び出し、通常はスプレッドを上乗せしてトレーダーに提示します。トレーダーが注文すると、まずはFX業者で即時に約定し、その後カバー先に発注して約定されます。

マーケットエクスキューションと異なり、トレーダーが注文してからシステムがカバー先へ取り次がないため、約定スピードが速くスリッページがほとんど発生しない点がメリットです。

ただし、FX業者内の限られた流動性の中で処理されるため、カバー先の状況によってはリクオートや約定拒否が発生しやすくなります。

特に、FX業者で即時に処理することが難しい大口注文の場合、リクオートと約定拒否の発生率が高くなる傾向にあります。

そのため、インスタントエクスキューションは、小さなロット数でスリッページなしに確実に約定させたいトレーダーに適しています。

ECN方式

ECN方式とは、FX業者のカバー先と同等の条件で売買できる取引方式です。トレーダーはFX業者のシステムを介してECN市場に参加し、銀行などの金融機関と同じ条件で取引できます。

ECNの正式名称はElectronic Communication Networkです。個人・組織を問わず不特定の参加者が取引するための電子ネットワークを指します。

海外FXのNDD ECN方式

ECN市場は金融機関、FX業者、個人トレーダーなどによって形成されるため、実質的にはインターバンク市場と同等の流動性が期待できます

STP方式とは異なり、FX業者はスプレッドを上乗せできないため、あらかじめ取引手数料を設定しています。トレーダーは取引手数料のみを支払うことで、金融機関と同じ条件で売買できるメリットがあります。

ECN方式では、約定拒否とリクオートは基本的に発生しません。スリッページは流動性に左右されますが、板情報を確認できる取引ツールを使用すれば、注文時に防げます。

板情報とは、指値注文の価格と数量を表示する画面のことです。注文する前に、どの価格で何ロットを売買できるかが分かります。

FX業者はリスクヘッジのためにトレーダーの注文をカバーする必要がありません。ECN方式は、市場の価格がリアルタイムで表示される、極めて透明性の高い取引方式です。

ECN方式を採用しているおすすめの海外FX口座もまとめているので、あわせて参考にしてください。

NDD方式のメリット

海外FXのNDD方式のメリットを4つに絞って解説します。

NDD方式のメリットをわかりやすく示すため、ディーリングデスク(DD)が介在するDD方式と比較しながら解説しています。

利益相反がない

NDD方式のメリットは、トレーダーと海外FX業者が利益相反にならないことです。ディーリングデスクが注文を仲介しないため、意図的な価格操作によって業者の利益が優先される心配がありません。

一方、DD方式でカバー取引をしない場合、トレーダーの損失がそのまま海外FX業者の利益になります。

逆にトレーダーに大きな含み益があると、業者はスリッページなどの操作で自社の損失を軽減しようとするかもしれません。

スリッページとは:トレーダーが注文した際、指定した価格から離れた価格で約定したときの価格差です。

NDD方式であれば、トレーダーの勝敗は海外FX業者の収益に直接影響を与えないため、業者への不信感なく取引できます。

約定拒否・リクオートが少ない

NDD方式のカバー先は、FX市場に流動性を供給する金融機関です。トレーダーの注文は豊富な流動性の中でカバーされるため、約定拒否やリクオートがほぼ発生しません。

リクオートとは、FX業者がトレーダーの注文を拒否し、価格を再提示することです。

一方DD方式の場合、海外FX業者は自社にとって不利な注文に対して、自社の利益を優先するために約定拒否やリクオートすることがあります。

トレーダーが含み益の大きいポジションを決済するとき、一度で全数量が約定されなかったり、スリッページが発生したりするケースもあります。

海外FXのNDD方式であれば、インターバンク市場に近い環境へアクセスできるため、約定拒否とリクオートが極めて少ないというメリットがあります。

スキャルピングが禁止されない

海外FXのNDD方式では、スキャルピングが禁止されていません。むしろ取引回数が多いスキャルピングは、業者の利益増加につながる手法として歓迎されています。

NDD方式とDD方式の収益モデルを確認しましょう。

NDD方式では、あらかじめ設定された手数料と、カバー先での約定価格に加算したスプレッド分が利益となります。

DD方式では、カバー取引を行わない場合、トレーダーの損失が主要な収益源です。

NDD方式では、トレーダーの勝敗と海外FX業者の利益に直接の関係がありません。トレーダーが勝利し、取引回数とロット数を増やすことで自社の利益を増やせます。

そのためNDD方式の海外FX業者は、スキャルピングに適した取引環境の提供に力を入れています。

海外FXのスキャルピングにおすすめの口座を別ページで紹介していますので、興味のある方は参考にしてください。

EA(自動売買)の制限がない

海外FXのNDD方式では、裁量よりも高速なスキャルピングEA(自動売買)も禁止されていません。

取引回数の増加が業者の利益増加につながるため、サーバーへ過剰な負荷を与えるHFT(高頻度取引)を除けば、EAに対する制約はありません。

NDD方式では、手数料とスプレッド分のコストが発生します。コスト負けさえしなければ、EAスキャルピングに有利な取引方式です。

海外FXの自動売買におすすめの業者についても別ページにまとめています。

NDD方式のデメリット

海外FXにおけるNDD方式のデメリットは以下の通りです。

スプレッドが変動する

海外FXのNDD方式は変動制スプレッドを採用しているため、リアルタイムスプレッドが時間とともに変動し、流動性が低い時間帯には急激に広がることがあります。

変動制スプレッドとは、海外FXで広く採用されているスプレッド方式です。市場の買いと売りの状況に応じて価格が変わり続ける仕組みとなっています。

例えば重要な経済指標の発表前後や日本時間の早朝には、通常時よりもスプレッドが広がります。

流動性が低い時間帯に大口取引を行うと、自身の注文が価格を動かしスプレッドを広げる原因にもなるため注意が必要です。

スリッページが発生する

NDD方式のデメリットは、スリッページが発生しやすい場合があることです(*1)
(*1)NDD STP インスタントエクスキューションは除きます。

海外FX業者は、複数のカバー先からトレーダーに有利な価格を選んだうえで約定させるため、受注から約定までにタイムラグが生じます

市場のボラティリティが高いときにはスプレッドを広げてリスクを回避する動きがあり、これに伴いスリッページが上乗せされることもあります。

スリッページを防ぐためには、流動性が低い時間帯やボラティリティが高い時間帯のトレードを避けることが大切です。

取引コストの計算が必要

海外FXのNDD ECN方式では、通常取引手数料がかかります。取引コストを自身で算出するには、以下の計算が必要です。

取引コスト = スプレッド分のコスト(pips) + 取引手数料(ドル)

海外FX業者を比較するときは、どちらか一方のみの比較で終わらず、取引コストまで確認しましょう

スプレッドコストの計算

クロス円のスプレッドコストは、1pipが0.01円です。1pipのスプレッドで10万通貨(1ロット)を購入した場合、スプレッドコストは1,000円(0.01円 x 100,000通貨)となります。

海外FXのDD方式とは

海外FXのDD方式とは、トレーダーとFX業者のディーリングデスクが相対で売買する取引方式です。トレーダーから受けた注文をカバー先に取り次ぐかどうかは、ディーリングデスク次第となります。

DDの正式名称はDealing Desk(ディーリングデスク)です。為替ディーラーやアルゴリズムによってトレーダーの注文を処理しています。

海外FXのDD方式

海外FXのDD取引では、極めて狭い固定スプレッドなどの優れた条件が提示されます。ただし、約定の執行はディーリングデスクが相場状況を考慮して判断する仕組みです。

ディーリングデスクでは為替ディーラーやアルゴリズムによって狭いスプレッドの価格が合成され、高い約定力を維持しています。

トレーダーから受けた注文を相殺し、カバー取引を通じてリスクヘッジを行うと同時に、自社の利益を最大化することにも努めています。

海外FXのDD方式のポイントを確認しましょう。

DD方式は利益相反なの?
カバー取引をしない場合、トレーダーが負ければFX業者が利益を得ます。反対にトレーダーが勝つと業者が損失を被るため、利益相反が生じます。

DD方式のメリット

  • 極小の固定スプレッド
  • 即時約定で約定率100%

海外FXのDD方式のメリットは、相場の変動に直接影響を受けないことです。業者が市場の流動性リスクを緩和し、トレーダーに優れた取引条件を提供しています。

ディーリングデスクがトレーダーの注文を自社内で相殺できると判断した場合、極小の固定スプレッドのまま即時約定されます。

特に小口取引のトレーダーにとって有利であり、スリッページ・約定拒否・リクオートのストレスがありません

加えて、以下のようなメリットも受けられます。

  • 無料の取引手数料
  • 高額のボーナス

取引手数料が無料であれば、スプレッド分と合算する手間が省けるだけでなく、心理的なお得感も得られます。

海外FXのボーナスはトレード資金として活用できるため、少額からでも始めやすい点も魅力です。

DD方式のデメリット

海外FXのDD方式のデメリットは、カバー取引をしないことによる利益相反が主な原因です。

  • 多発するスリッページ
  • 約定拒否とリクオート
  • 広がるスプレッドとストップ狩り

DD方式のメリットと矛盾する理由は、端的に言えばディーリングデスクの裁量によるものです。

信頼性の高いDD方式の業者であれば、ディーリングデスクがトレーダーと自社双方の利益を最大化しようとします。

その一方、海外FX業者の中にはカバー取引を行わないにもかかわらず、自社でトレーダーの注文を相殺する能力がない業者も存在します。

カバー取引を行わずに意図的な価格操作をする悪質な業者の存在にも留意しましょう。

カバー取引を行うかどうか不明なDD方式のFX業者は、安全性の確認が欠かせません。取引を操作する悪質な業者を避けるために、金融ライセンスなどの会社情報を事前に調べましょう。

呑み行為と言われる理由

FXにおける呑み行為とは、トレーダーの注文をFX業者が自社で相殺する行為です。

競馬などでノミ屋(券売屋)が市場(競馬場など)でチケットを購入しないことになぞらえて、DD方式は呑み行為と呼ばれています。

海外FXのDD方式の呑み行為

海外FX業者がカバー取引を行う場合、得られるのは手数料とスプレッド分の利益のみです。しかし呑み行為をしてトレーダーが負けた場合には、損失分がそのまま業者の利益となります。

トレーダーにとっては、FX業者との相対取引で注文が完結するため、仕組み上は自身の損益にまったく影響しません。

ただし、呑み行為をするFX業者とは利益相反が生じるため、価格操作などの疑念が残ります。

多くの海外FX業者はカバー先を公開しておらず、呑み行為の有無を判断できないのが実状です。信頼性と安全性を測る方法として、以下の記事を参考にしてください。
参考記事:海外FXの金融ライセンスとは?

海外FXのNDD方式とDD方式の違い

海外FXのNDD方式とDD方式の違いを確認しましょう。

比較項目NDD方式DD方式
透明性高い低い
約定拒否
リクオート
少ない多い
スプレッド広い狭い
スリッページ少ない多い
海外FXのNDD方式とDD方式の違い

上表の結果は、分かりやすさを優先した相対評価です。スプレッドが「広め」などの中間的な表現は避けています。

実際にはNDD方式がメインであっても、スプレッドが狭い海外FX業者があります。DD方式はディーリングデスク次第という点も補足しておきます。

今回は、NDD方式とDD方式に大きな違いを生み出す原因に焦点を当てて解説します。

流動性に影響を受けるNDD方式

海外FXのNDD方式は、インターバンク市場に近く、豊富な流動性の中でトレードできる点が特徴です。流動性の影響を直接受けるため、DD方式とは異なる取引条件となっています。

STP方式の場合、スプレッドの狭さには限界があります。ゼロスプレッドを提示する海外FX業者も存在しますが、収益モデル上、取引手数料で回収される仕組みです。

しかし、スプレッドや取引手数料が発生する点を除けば、NDD方式では有利な条件でトレードできます。

カバー先から提供される多彩な商品から選択でき、取引手法に対する制約が少なく、高い約定力の下でさまざまな戦略を試せます

NDD方式は海外FX業者と利益相反にならないため、トレーダーの勝利に欠かせない取引環境が提供されています。

呑み行為で利益相反になるDD方式

海外FXのDD方式がNDD方式よりも劣りがちな原因は、呑み行為にあるといえます。

呑み自体は決してトレーダーを不利にする行為ではありません。海外FX業者が許容する注文であれば、取引手数料が無料、極小のスプレッド、即時約定など、NDD方式よりも優れた条件でトレードできます。

しかし、実際の結果は異なります。海外FX業者がトレーダーと市場の間に介入し、刻々と変動する相場のリスクを解消しながらサービスを提供することの難しさが表れています。

トレーダーの注文を呑んだディーリングデスクでは、自社の利益を確保するために、相殺するかカバーするか、あるいは約定拒否やリクオートを行うかを判断しています。

海外FX業者の裁量が増えることで、結果的にNDD方式よりも取引条件が劣る傾向にあります

NDD方式でおすすめの海外FX業者ランキング

海外FX業者特徴解説
XMTrading・完全自動化したマリー&カバー取引のハイブリッド方式
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XMTradingの詳細
Exness30銘柄がゼロスプレッド
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Exnessの詳細
FXGT・約定拒否・リクオートを減らすSTP方式
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NDD方式でおすすめの海外FX業者ランキング

海外FXのNDD方式を試してみたい方には、13,000円分の口座開設ボーナスがもらえるXMTrading(エックスエム)がおすすめです。

13,000円分のボーナスはそのままトレードの証拠金として使えるため、ボーナス分で取引すれば損失リスクをゼロにできます

そのほか、NDD方式を採用する海外FX業者にはXMにはない特徴と強みがあるので、ぜひ口座開設を検討してみてください。

第1位 XMTrading(エックスエム)

NDD方式でおすすめの海外FX業者XMTrading

XMTrading(エックスエム)は、日本ユーザー数No.1を誇り、業界をリードする大人気の海外FX業者です。

ユーザー数の多さを活かしたマリー取引により、スリッページや約定拒否がほとんど発生しない環境で快適にトレードできます。

XMTradingの特徴
  • 1秒間に平均約定率99.98%を達成
  • 圧倒的なユーザー数を背景にしたマリー取引で高い約定力を実現
  • カバー取引を組み合わせたハイブリッド方式でリスク管理を徹底
  • 13,000円分の口座開設ボーナスでトレードできる

XMの最大の強みは、完全に自動化されたマリー取引です。市場の流動性に左右されず、狭いスプレッドと高い約定力を実現しています。

主要業者の中で、マリー取引を公表しているのはXMだけです。日本人ユーザー数No.1の大量の注文により、自社内で豊富な流動性を確保できます。

さらに、カバー取引を組み合わせたハイブリッド方式により、マリー取引で相殺しきれない注文分をカバー先で確実に約定させ、為替変動のリスクを最小限に抑えています。

XMでは13,000円分の口座開設ボーナスがもらえることもあり、海外FXに初めて挑戦する方はXMからスタートするのが一般的です。

ボーナスだけでトレードすれば、損失を出すことなく海外FXを始められます。まずはXMの全サービスを体験できるスタンダード口座から試してみてください。

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公式HP:https://www.xmtrading.com/jp/

>>XMの口座開設方法はこちら

運営会社Tradexfin LimitedFinTrade Limited
設立年2017年(母体は2009年)
取引方式NDD OTC方式
(ハイブリッド方式)
スプレッド変動方式
取引手数料【スタンダード/マイクロ/KIWAMI極口座】無料
【ゼロ口座】往復10ドル/ロット
平均約定率99.98%/秒
スキャルピング可能
EAの使用制限なし
最大レバレッジ1,000倍
常設ボーナス・13,000円分の口座開設ボーナス
・最大10,500ドル分の入金ボーナス
関連記事:XMのボーナス5種類
NDD方式でおすすめ1位XMの概要

第2位 Exness(エクスネス)

NDD方式でおすすめの海外FX業者Exness

Exness(エクスネス)は、無制限レバレッジや30銘柄のゼロスプレッド固定など、独自性の高い取引サービスを提供する海外FX業者です。

月間ユーザー数は60万人を超え、FXとCFDの月間取引量も4兆ドルを突破しており、XMとともに業界を牽引する存在となっています。

Exnessの特徴
  • 小口取引は即時約定でスリッページが少ない(プロ口座)
  • 大口取引でも約定拒否とリクオートが少ない(プロ口座以外)
  • 95%の時間帯で30銘柄をゼロスプレッドに固定(ゼロ口座限定)
  • 90%の時間帯で主要通貨ペアとゴールドを固定スプレッド(全口座)

Exnessは、小口取引で有利なSTPインスタントエクスキューションのプロ口座と、大口取引向けのSTPマーケットエクスキューションの口座タイプを提供しています。

ゼロ口座では、インターバンク市場へカバー取引をしたあとの価格を提示するだけでなく、自社で為替変動リスクを負うことでゼロスプレッドを固定しています。

トレード中上級者の方は、自身の手法を最大限に活かせる口座タイプを選べる点がメリットです。

一方、海外FX初心者の方には、取引手数料無料・90%の時間帯で固定スプレッド・無制限レバレッジを利用できるスタンダード口座がおすすめです。

最初の入金額が10ドル相当で済み、ハイレバレッジも活用できるため、少額から手軽に海外FXを始められます。

\レバレッジ無制限×超低スプレッド!/

公式HP:https://www.exness.com/

運営会社E​xness(SC) Ltd
設立年2008年
取引方式NDD STP方式
通常スプレッド変動方式
固定スプレッド【ゼロ口座】取引時間の95%の時間帯で30銘柄がゼロスプレッド
【全口座】取引時間の90%の時間帯で主要通貨ペアの10銘柄
取引手数料【スタンダード/セント/プロ口座】無料
【ゼロ口座】最小往復0.4ドル~/ロット
【ロースプレッド口座】最大往復7ドル/ロット
約定率非公表
スキャルピング可能
EAの使用制限なし
最大レバレッジ無制限
常設ボーナスなし
NDD方式でおすすめ2位Exnessの概要

第3位 FXGT(エフエックスジーティー)

NDD方式でおすすめの海外FX業者FXGT

FXGT(エフエックスジーティー)は、XMと競い合う高額ボーナスで大人気の海外FX業者です。

口座開設するだけで、トレード資金として使える15,000円分のボーナス(*1)がもらえるため、損失リスクをゼロにして海外FXを始められます。
(*1)ボーナス対象は、スタンダード+/ミニ/Crypto Max口座です。

FXGTの特徴
  • 手数料無料かつスプレッドが狭いプロ口座
  • 大口取引で有利な往復6ドル/ロットのECN口座
  • 15,000円分の口座開設ボーナスでトレードできる

FXGTでは、取引手数料が無料でスプレッドが狭いプロ口座を提供しています。主要通貨ペアとビットコインのスプレッドが狭く、スキャルピングに有利です。

大口取引を行う場合は、ECN口座への切り替えをおすすめします。プロ口座と比べ、約定拒否とリクオートが少なくなります

ただし、トレード中上級者向けのプロ口座とECN口座では、ボーナスを受け取れません。

初心者の方には、まずスタンダード+口座でもらえる口座開設ボーナスを活用して取引を始めることをおすすめします。

海外FXに慣れてきたら、プロ口座やECN口座にグレードアップしてみてください。

\当サイト限定:15,000円ボーナスを配布中!/

公式HP:https://fxgt.com/ja

運営会社360 Degrees Markets Ltd
設立年2019年
取引方式NDD STP方式
スプレッド変動方式
取引手数料【スタンダード+/ミニ/プロ/Crypto Max口座】無料
【ECN口座】往復6ドル/ロット
約定率非公表
スキャルピング可能
EAの使用制限なし
最大レバレッジ1,000倍
常設ボーナス・15,000円分の口座開設ボーナス
・最大128万円分の入金ボーナス
関連記事:FXGTのボーナス6種類
NDD方式でおすすめ3位FXGTの概要

第4位 AXIORY(アキシオリー)

NDD方式でおすすめの海外FX業者AXIORY

AXIORY(アキシオリー)は2011年7月の設立以来、公平で透明性の高いトレード環境を提供している海外FX業者です。

最高のトレーディング環境で高い約定力を維持することを公式に約束しており、取引統計のデータを公開する透明性の高い経営姿勢が高く評価されています。

AXIORYの特徴
  • 安定した高い約定力と低スプレッド 
  • 1回で最大1億通貨を注文できる大口対応
  • 大口スキャルピングに有利なcTraderが使える

AXIORYの特徴は安定した高い約定力と低スプレッドです。取引コストは業界最安でなくとも、スリッページやリクオートが少ない安定したトレード環境を求める方におすすめです。

口座タイプの違いによって約定力に大きな差が生じることはなく、取引ツールと取引手数料の有無によって使い分けます。

MT4とcTraderを使いたい方はスタンダード口座またはナノ口座から選び、MT5を使いたい方はテラ口座を選択します。

AXIORYはNDD ECN方式を採用しているため、cTraderで板読みができます。大口のスキャルピングをする方は、スプレッドが狭いナノ口座を利用してみてください。

\100%入金ボーナス115,000円!/

※公式サイト:https://www.axiory.com/jp/

運営会社Axiory Global Ltd.
設立年月2011年7月
取引方式NDD STP/ECN方式
スプレッド変動方式
取引手数料【スタンダード口座】無料
【ナノ/テラ口座】往復6ドル/ロット
約定率99.99%
スキャルピング可能
EAの使用制限なし
最大レバレッジ400倍
常設ボーナスなし
NDD方式でおすすめ4位AXIORYの概要

第5位 TitanFX(タイタンエフエックス)

NDD方式でおすすめの海外FX業者TitanFX

TtianFX(タイタンエフエックス)は、独自のZeroPointテクノロジーを用いて、ニューヨーク市場を起点とした流動性ネットワークを構築しています。

大手投資銀行を含む複数のカバー先から供給される流動性を活かし、トレーダーにとって最良の価格を選び抜いたうえで注文を執行しています。

TitanFXの特徴
  • 安定した高い約定力と低スプレッド 
  • Zero PointテクノロジーでNY市場の流動性提供
  • 絶対的な取引の透明性を約束したブレード口座

TitanFXは、スリッページやリクオートによってトレードが不安定になることがほとんどありません。

業界No.1の狭さを追求するのではなく、低いスプレッドを維持しつつ約定力の高さを重視している点が特徴です。

金融市場の中心地である米国ニューヨークに取引サーバーを設置し、そこを起点に豊富な流動性を確保しています。

海外FXが初めての方には、取引手数料が無料のスタンダード口座がおすすめです。

より高い流動性の中で大口取引を行いたい方は、ECN方式のブレード口座をご利用ください。

\低スプレッド×高約定で上級者に人気!/

※公式サイト:https://titanfx.com/jp

運営会社Titan FX Limited
設立年2014年
取引方式NDD STP/ECN方式
スプレッド変動方式
取引手数料【スタンダード/マイクロ口座】無料
【ブレード口座】往復7ドル/ロット
約定率99.99%
スキャルピング可能
EAの使用制限なし
最大レバレッジ1,000倍
常設ボーナスなし
NDD方式でおすすめ5位TitanFXの概要

海外FXのNDDの注意点

ここからは、海外FXでNDD方式を利用する際の注意点を解説します。

カバー先と未カバー率が非公表

NDD方式を採用する海外FX業者は通常、カバー先と未カバー率(カバー取引をしていない割合)を公表していません。そのため、本当にカバー取引を行っているか確認できないのが実状です。

仮に資本力のない海外FX業者がトレーダーのポジションを多く抱え、未カバー率が高くなった場合、相場が不安定化した際に経営破綻のリスクが高まります。カバー先が倒産した場合の補償の仕組みも明らかではありません。

海外FXでは、投資に適した仮想通貨(暗号資産)や成長株のCFDも取り扱われています。長期保有については慎重に検討し、業者の調査を怠らないようにしましょう。

100%NDD方式が有利とは限らない

海外FXのNDD方式のメリットとデメリットで解説した通り、取引によってはDD方式の方が有利になる場合があります。

相場が安定しているときの小口取引であれば、手数料無料・極小スプレッド・即時約定で取引できます。ただし相場は常に変動しているため、総合的にはNDD方式が有利になる傾向にあります。

そのため、小さなロット数であればDD方式でも問題ありません。一方で、大口取引や透明性の高い取引を希望する場合は、ディーリングディスクが介在しないNDD方式を優先してみてください。

海外FXのNDDに関するよくある質問

海外FXのNDDに関するよくある質問と回答をまとめました。ぜひ参考にしてください。

海外FXのNDD方式のデメリットは?

海外FXのNDD方式のデメリットは、スプレッドの変動、スリッページの発生、取引コストの計算に手間がかかることです。

海外FXはDD方式だと勝てない?

いいえ、DD方式でも海外FXで勝てます。ただしディーリングデスクの影響が大きいため、各業者の特徴を把握することが重要です。

DD方式の海外FX業者は?

DD方式を公表している主要な海外FX業者はありません。利用する業者で約定拒否やリクオートが多発する場合、ディーリングデスクで注文執行の判断をしている可能性があるため留意しましょう。

固定スプレッドの海外FX業者は?

固定スプレッドの海外FX業者は、Exness(エクスネス)です。ゼロ口座では、取引時間の95%の時間帯で30銘柄がゼロスプレッドに固定されます。さらに取引時間の90%の時間帯で主要通貨ペア9銘柄とゴールドが固定スプレッドとなります。

XMはNDDは嘘なの?

XMがNDDというのは、嘘ではありません。一般的にマリー取引はDD方式に分類されますが、XMのマリー取引は完全に自動化されています。これにNDD方式のカバー取引を組み合わせ、相場状況に応じて取引方式が最適化されています。

海外FXでNDD方式の業者の一覧は?

海外FXでNDD方式の業者の一覧は、「おすすめの海外FX業者ランキング」をご覧ください。取引目的に応じて使い分けできるよう、主要業者の特徴をわかりやすく解説しています。

NDD方式でおすすめの海外FX業者は?

NDD方式でおすすめの海外FX業者は、XMTrading(エックスエム)です。トレーダーの注文の性質に合わせて、取引方式が最適化されるハイブリッド方式を採用しています。トレードに使える口座開設ボーナスがもらえるため、損失リスクをゼロにして海外FXを始められます。

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この記事を書いた人

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